C&C

◆ゆでたまご論


「絶対半熟だって。温泉卵とゆでたまごの境界線ｷﾞﾘｷﾞﾘぐらいの」

「いや、男は黙ってハードボイルドだろ」

「それ絶対言いたいだけじゃん、ハードボイルドって」

「バカ、半熟なんて根性無い物食えるかよ」

「あの根性無さがうめーんじゃん！で？アイス先生はどっち派よ」

「…テレンスが茹でたやつ」

「…いや、どっちだよ、それ」

「水から入れて、沸騰してから何分とか言ってたな」

「いや、作り方じゃなくてさ」

「…よくわからん。半熟と固ゆでの違いとか」

「別にこだわってねえよ、ってか」

「ああ、そうかもな」

「いつも作ってもらってるのが一番美味しいって事？」

「そうだな」

「「クソッタレ」」

「えっ（´・ω・川」



◆にゃんにゃんお


「なあ、ゴディバが来てるぞ」

「そうですか、冷蔵庫にしまっておいてください」

「えっ」

「えっ、って何ですか。どうせ兄さんが注文したやつでしょう？勝手に食べたらまた文句言われますよ」

「食べる？何の話だ？」

「え？ゴディバが届いたんじゃないんですか？」

「届いたと言うか、勝手に来た」

「は？」

「は？じゃなくて。ほら、ここに」

「ニャー」

「うわああ！びっくりした！紛らわしい！！」

「飼い主は来てないのか？」

「知りません！猫が来たならその辺にいるんじゃないですか？」

「お前の飼い主の弟は適当だなあ、ゴディバ」

「失敬な…」

「ところで、本当に冷蔵庫にしまうのか？」

「考えてから物を言ってくださいよ、冷蔵庫に猫なんか入れたらどうなると思います？」

「寒がる」

「食材が使い物にならなくなるじゃないですか！それ連れてさっさとキッチンから出て行ってください！」

「お前の飼い主の弟は冷たいなあ、ゴディバ」

「いちいち猫に話しかけるんじゃありません！」



◆ジグソーパズルをばら撒いちゃったらしい


「無いなー」

「無い訳無いんですって、そこに落としたんだから…あ、ほら。踏んでる」

「えっ」

「そっちじゃなくて左足」

「？あ、あった」

「あと２枚…」

「無いな。諦めるか」

「だから無い訳が無いって言ってるでしょう」

「しょうがないだろ、これだけ探して見つからないんだから」

「誰のせいですか！」

＼あっ、キャビネットの下にありましたよ！／（　≡　）っ（　　川っ＼あー無理だな。取れんな／＼なんでそんなに諦めたがるんですか！／

ζ^ω^　)））＜なに二人して床に這いつくばってんのｗｗｗｗｗｗ






ゴディバは兄さんが飼ってる猫の名前です。
勝手に決めた。

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